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お裁縫でよく聞く型紙の「わ」とは?意味や簡単なコツを紹介

お裁縫でよく聞く型紙の「わ」とは?意味や簡単なコツを紹介

お裁縫を始めて、型紙を使い始めると出てくる用語「わ」。

「わでとる」や「わで裁断する」と使います。

「わ」これがわからないと、正確な裁断ができません。

でも、とっても簡単なことなんです。

簡単だけどコツがあります。

「わ」の意味と、裁断のコツをご紹介します!

「わ」の意味とは?

「わ」というのを、見たり聞いたことがありますか。

ソーイング本や型紙に載っています。


こんな感じに、前中心「わ」や、後ろ中心「わ」。

または、二重丸の半円などで表示されます。

これは、この型紙は左右対称です!ということを表しています。

「わ」と書いてある部分は直線になります。

この線を中心に、左右対称なんです。


右側が型紙、左側は書かれていない型紙部分です。

では、半分しかない型紙をどのように裁断すれば良いのでしょうか。

「わ」で裁断するポイント

次に「わ」で裁断するときのポイントをご説明します。

ポイント1 :等幅で布を折る

「わ」で裁断するときは、わの記載がある中心線から対称に裁断します。

まずは布を中表に折ります。

この時、折る幅を等幅で折らなければいけません。


この幅が上下でずれてしまうと

布目が歪んで、綺麗な裁断とはいきません。


ポイント2 :しっかり合わせる

型紙の中心線「わ」と、布の折り目をしっかり合わせます。


この線がずれてしまうと、左右対称には裁断できません。

ほんのちょっとでもずれると形が変わってしまうので、この部分は慎重にしっかりと合わせてまち針などでとめて裁断しましょう。


ポイント3 :難しいときは型紙を作る

布を半分に折り、その折り目に合わせて型紙をおく。

このことがとても大切な「わ」のある型紙の裁断方法ですが、もしこれが難しいのであれば

左右対称の型紙を先に作ってしまいましょう。

「わ」のある型紙を半分に折った紙の上におきます。

ポイントは、布の上に置く時と同じです。


紙をハサミで切り取り、左右のある型紙を作ります。

それを布の上に置き、裁断します。


洋裁の「わ」まとめ

洋服などは難しいですが、小物だとこの方法で裁断しやすくなると思います。

よく聞く「わ」という言葉、

しっかりと意味を理解しポイントを踏まえて裁断すると

綺麗に裁断できるため

仕上がりの出来も変わってきます。

ぜひ覚えて、楽しくきれいに仕上げましょう。